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【趣味回・アニメ】ひだまりスケッチ (2007~2012)

本日は趣味回、初回ということで、おすすめのひだまりスケッチという作品を紹介したいと思います。

ひだまりスケッチHP

概要

今回はアニメトーク回です。ひだまりスケッチとは:

“美術科に通う平凡な女子高生のほのぼの日常系ハートフルハートウォーミングストーリ”。。。です。その戦闘力

  • シャフト
  • 新房監督
  • 原作は蒼樹うめ先生 (まんがタイムきらら)

優勝が約束された作品でありながら、地味に影が薄く、まどマギなどの有名作品の裏に隠れた良作です。原作、アニメ共におすすめです。

アニメ版は全4期、安定のシャフトクオリティです。ストーリーも一話完結型が多くて軽~く見ることができます。

  • ひだまりスケッチ
  • ひだまりスケッチx365
  • ひだまりスケッチx☆☆☆ (ほしみっつ)
  • ひだまりスケッチxハニカム

他にもOVA版などがあります。

世界観・主要人物

6人の美術科に通う女子高生の日常物語です。一見どこにでもいる平凡の女子高生ですが、藝術を志す子達だけのことはあって、時に天才的なセンスを発揮します。1年生~3年生各学年2人ずつという黄金比で、全員親しみやすいです。”ひだまり荘”というアパートに住んでいる住人がメイン。他、学校では校長先生や吉野家先生というクラス担任も準主役で、楽しいコントをひり広げてくれます。

ひだまり荘の住人

  • ゆの: 本作の主人公。親友の宮子にはゆのっちと呼ばれています。やまぶき高校一年生→のちの二年生。人見知り、慎重派。引っ込み思案気味で大人しい性格、画に描いたような、冴えない系の主人公。。。と思いきや、急に何かに燃えて熱くなったり、頑固なところがあったり。。。一挙一動が面白くて、癒やされます。
  • 宮子: ゆのの同級生で親友。いつも笑顔で前向き、怪しい創作活動をしています。天才肌。アニメ版では基本がゆの+宮子ペアに他人物、他ペアが絡んでくるスタイル。宮子が突っ走って、ゆのが宥めるまでが形式美。とにかく元気いっぱいで楽しくてとてもかわいいので私のイチオシのキャラクターです。
  • 乃莉: やまぶき高校一年生、ゆのの後輩。しっかり者。ひだまり荘唯一の常識人で、大体ツッコミ役。なずなの旦那役を務めることも多いです。
  • なずな: 乃莉の同級生で親友。天使。ゆのよりも更に引っ込み思案で大人しい性格のため乃莉の影に隠れていることが多いです。天才肌なのでスイッチが入ると暴走することも。妹にしたい子ナンバーワンかも?
  • ヒロ: やまぶき高校二年生→のちの三年生。イケメン枠。しっかり者と見せかけてポンコツなところがかわいくなってきます。まじめで優等生タイプで、大体はツッコミ役、でもたまにボケます。本当はひだまり荘のみんなのことが大好き。ひだまり荘のパパ枠かもしれません。
  • 沙英: ヒロの嫁。ひだまり荘のママ。大人なのでいつも子どもたち (他のひだまり荘住人、特に宮子)の面倒を見ています。家事、ファッション、料理万能で憧れのママかもしれません? 細かいことを気にすることがあり、宮子によくオモチャにされている気がします。

やまぶき高校

  • 吉野家先生: 宮子とゆのっちのクラス担任。天然でわがまま、小学生のまま大人になってしまったようなどうしようもない人、、、です。吉野家先生が教員免許を取得できる優しい世界。よく生徒に介護されるし、宮子にいたずらされたり。でもたまに頼もしくなるときがあります。
  • 校長先生:いつも吉野家先生を叱っています。たまに名言をボソッと語ります。

*他、学校の生徒で準主役級数や漫画版のほうが進んでいる関係でアニメ版には非登場のメイン人物がいます。

私の一番は宮子とゆのっち。アグレッシブで何事も前のめりな宮子に対して慎重な性格のゆのっち。ほんとに仲良しで姉妹のようで、観ているだけで笑顔になれます。宮子はみたいなのが天才なのかなって思います。

イチオシポイント

シュールなギャグセンス、登場人物らの美術センスや発想力の描き方が巧みで、ほのぼのの中にも驚きがあり、感心されられます。友達が自分の知らなかったすごい特技を披露するのを観ているような、ちょっとした嬉しい驚きがあります。

映像の美しさやデザインの洗練さはこの時代のシャフトを知る人なら納得の仕上がりで、クオリティ面では文句の付け所がありません。また、登場人物が等身大で親近感が持てるため、活躍を見るとより一層嬉しくなります。根はいい子ばかりなので、安心して見れますし、何より癒やし系作品としてのキャラ設定が完成されていると感じます。

主題歌・音楽:主題歌はこの時代にポピュラーなアップテンポの曲で。特に「?でわっしょい」は個人的なお気に入り。

「?でわっしょい」

軽快なテンポと思わず笑顔になる歌詞でイチオシです。また、日常音楽が芸術点が高く、中毒性があります。2021年現在でも未だにバラエティや他のテレビ番組で使用されることが多く、オタクなら気づく!というやつです。

テレビを観てたら、あ、このBGM知ってる!サブカルアニメランキングはエヴァ、ウィッチーズ、ひだまり、と言っても過言じゃないぐらい多用されるぞ!

おすすめ回は、、、絶対に作られると信じているまだ未放送の5期最終話、卒業編です (の予定)。観てる最中は真顔で、しばらくしてから号泣すると思います(予定です)。

アマプラ・dアニメストアでも見れます!

放送が終わった後に徐々に人気が出てきて、今では海外コミュニティを中心に、根強い人気がある作品、といったイメージです。海外ニキはシャフトが大好きですよね✨

おすすめされて少し観たけど、私にはちょっと退屈だったかなぁ、、、変哲のない日常で、劇的なストーリー!って感じではなかったかも。。。
でも宮子やゆのっちのやり取りや吉野家先生には癒やされたなぁ、また疲れた時に観ようかな。

うおおお(T T)名作。。。だ。。。(涙)

ある程度見る人を選ぶ作品かも知れませんが、人生に疲れた人には相性が良いと思います、失われた気力が回復したり、誰かに優しくできたり、観ると効能があるかも?。。。^^;

評価

  • 作画:☆☆☆
  • 主題歌:☆☆☆
  • 音楽:☆☆☆☆
  • 脚本:☆☆
  • 演出:☆☆☆☆
  • 登場人物:☆☆☆
  • 観終わった後の後味の良さ:☆☆☆☆☆

マイナスポイント:この作品を観ても、特に役に立つことはありませんが、上記の効能があるかもしれません。純粋なお楽しみ作品です。

総合評価:気楽に観れて、後味も良く、温かい気持ちになれるので、疲れた時にいかがでしょうか?なにか新しい趣味を始めたり、しばらくぶりに古い友人に会いに行きたくなる隠れた名作です。

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Trude (まきブロ管理人)
機械屋さん。多くの人に機械の面白さやエンジニアリングの楽しさを知ってもらうべく、解説や紹介記事を発信しています。

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